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地震被災時の対応と行動、お金の保証は? 災害が発生したら何をすればいいの?

防災、災害時の対応と行動

出勤中・休日、または就寝中・・・。

災害(地震)は「いつ・どこで」起こるか予測できません。

 

もしも「今」あなたの生活する地域が被災したら、まずなにをすれば良いのでしょうか?

的確かつ、迅速な対応が被害を最小限にとどめます。

慌てずに行動できるように、災害発生から時系列で確認しましょう。

 

地震はいつ、どこで起こるかわかりません。

状況や場所に応じた行動を取れるように、日ごろから意識しましょう。

 

この記事の流れ

地震発生!

  ↓

命を守る

  ↓

安全の確保

  ↓

家族、会社に連絡

  ↓

元の生活に戻る為の対応(お金等の保証の確認)

 

地震以外では、最近多い台風や集中豪雨では、事前にテレビ等の予報があります。

気象庁が発表するテレビ、ラジオ、電話(177番)、インターネットで情報を調べて、

被害を最小限時に止めましょう。

災害が発生時の対応と行動

地震発生直後の行動

テレビやラジオで届けられる「緊急地震速報」。

揺れが始まるまでの時間はわずかですが、心構えやとっさの安全確保ができます。

慌てずに、周囲の状況を確認して安全な場所へ対比するようにしましょう。

家でいる場合

家の中で揺れを感じたら・・・。

○物が落ちたり倒れたりする ⇒ 机やテーブルの下に入る

○窓ガラスが割る場合がある ⇒ 窓ガラスに近づかない

○就寝中 ⇒ 布団や枕で頭を守り、大きな家具から離れる

※頭を守りながら、物が落ちてこない、移動しない場所に移動する。

外でいる場合

家の外で揺れを感じたら・・・。

○すぐに塀や電信柱から離れる

○看板、ガラスが落ちてくる ⇒ 頭をカバンなどで守る

○公園や学校等の広い場所に避難する

※頭を守りながら、ガラスや看板が落ちてこない場所へ移動する。

 

○水場では、水辺から離れて、高い場所へ避難

○山では、崖から離れる

○エレベーター中では、全ての階のボタンを押して、すぐ脱出する

 

 

地震発生時の安全確保

地震発生時の対応と行動

 揺れがおさまったら、下記の事に注意して行動できるように心がけます。

建物の中での安全確保

○避難できるように、扉などを開けての出口を確保

○速やかにコンロの火やストーブを消す

揺れが収まってから、速やかに行動をしましょう。

建物の外での安全確保

○看板屋ガラス窓、ブロック塀から離れる

○海岸や川の近くから、離れて、高台へ移動する

 まずは周囲を見渡して、物が落ちてきたり倒れそうな場所には近づかないことです。

余震の可能性もありますので、慌てずに様子をみて避難しましょう。

避難のフローチャート

揺れがおさまってから、お住まいの自治体で決められた避難場所へ避難します。

非難するかしないかはの判断は人任せにせず、テレビやラジオ、行政などからの情報、自分の目と耳で確かめた情報を基に、下記のフロー参考に判断します。

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※上記フローは、二段階避難の例です。

避難方法は市町村によってことなるので、お住まいの市町村で確認してください。

災害時の連絡方法

災害時は電話やインターネットの回線が非常に混雑して、利用できなくなる場合があります。

災害時に離れた人と連絡を摂る為の専用サービスは以下の通りです。

災害用専用ダイヤル

「171」に電話を発信で伝言の録音・再生ができる。

30秒まあでなので、内容を簡潔に録音する

「171」に電話を発信し、案内に従って「伝言の録音」・「伝言の再生」ができます。

1度に録音できるのは30秒までなので、「いつからいつまで」・「どこにいるのか」・「怪我の程度」等の情報を完結にまとめましょう。

録音したメッセージは最大48時間保存されます。

災害伝言板(携帯電話)

携帯電話各社による、文字を使った安否確認サービスです。

携帯メニューからポータルサイトにアクセスして使用します。

 

NTTドコモ     災害用伝言板 | お知らせ | NTTドコモ

au     災害用伝言板サービス│災害時・緊急時対策│au

Soft bank      災害用伝言板/災害用音声お届けサービス | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

Y!mobaile    災害用伝言板サービス|安心・安全|サービス|Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルで

 

災害時の費用保証

お金等の保証の申請

災害によって住んでいる家が被災した場合、被害の程度を市町村に提出するものを罹災証明書(りさいしょうめいしょ)といいます。

給付金や、融資、被災援助金の受給。

税金、国民健康保険等の支払い猶予や減免。

公的利用サービスの減免、保険金の支払請求、応急仮施設への入居申請等に必要となります。

災害弔慰金

弔慰金額

災害によって亡くなられた方、および行方不明になった家族の方に支払われます。

・生計維持者が亡くなった場合・・・500万円

・その他の者が亡くなった場合・・・250万円

 支給対象者

・災害で亡くなった肩の遺族(配偶者・父母・子・孫・祖父母)

・上記が以内場合は、兄弟姉妹(当時そのものと同居または生計と共にした者)

災害障害見舞金

災害によって重度の障害を被った場合に支払われます。

・生計維持者が重度の障害を受けた場合・・・250万円

・その他の者重度の障害を受けた場合・・・125万円

 支給対象者

・両目が失明した人

・咀嚼および言語の機能を廃した人

・神経系統または精神に著しい障害を残し、常に介護を要する人

・胸腹部臓器の著しい障害を残し、常に介護を要する人

・両上肢を肘の関節以上で失った人

・両下肢をひざの関節以上で失った人

・精神または身体の障害が、重複する場合における障害の程度が、前各項目と同等以上と認められる人

被災者生活再建支援金

住居が全壊する等、生活基盤に著しい被害を受けた世帯に支払われます。

・全壊などの場合・・・100万円

・大規模半壊の場合・・・50万円

 住宅の再建方法に応じての加算支援金

・建設・購入・・・200万円

・補修・・・100万円

・賃借(公営住宅除く)・・・50万円

災害援助資金

災害により負傷または住居・家財に被害を受けた方が受け取れます。

世帯主に1ヶ月以上の負傷がある場合

・当該負傷のみ・・・150万円

・家財の3分の1以上の損害・・・250万円

・住居の半壊・・・270万円

・住居の全壊・・・350万円

 

世帯主に1ヶ月以上の負傷がない場合

・家財の3分の1以上の損害・・・150万円

・住居の半壊・・・170万円

・住居の全壊・・・250万円

・住居の全体の消失または流失・・・350万円

 

防災グッズの用意

防災用のセットを準備する際は、すぐに持ち出せるように普段からリュックサック等に準備をしておくと良いです。

防災時にあると良い物

・日持ちする食料(非常食やお菓子等)

・紙コップや紙皿等

・水

・ラップ(防寒や救急用品としても使える)

・ラジオ

・手回しの発電機

・消毒や絆創膏、薬

・簡易トイレ

・軍手・マスク等

1つ1つ揃えるのも大変ですが、日本でも役立つ防災用品をまとめた物がネットで購入できたりします。

防災士が制作に関わっていて、1人分のコストパフォーマンスと内容が充実しているものがありました。

専用のリュックサックにうまく収納されていますので、このまますぐに持ち出す事が可能です。

内容も1人1つあれば申し分ないと思います。

防災士厳選の防災グッズ43点セット【ディフェンドフューチャー】

 

もし自分が災害にあってしまったら・・・。

「災害」に関して、今や他人事ではない時代です。

この記事で、もし災害に合ったときはどのように行動すれば良いかを参考にしていただければと思います。